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その後教室に戻ってから5限目が始まった。
比較的ぼーっとしながら授業を受けていたら、隣からとんでもないオーラが漂ってきた。
ギギギギ…と音がしそうなくらい、ゆっくり横を見てみる。
ひっ…
ものすごく機嫌の悪そうな顔。
僕はこの驚きと恐怖を誰かに共有したくて、成弥の方をちらっと見るとスマホを机の下でいじっている様子。
なのでLINEで成弥に藍原君の機嫌の悪さを伝えた。
そしたら成弥はバレない程度にこちらを見て肩を震わせて笑っていた。
帰ってきた返信は、
《真面目に授業出て、ストレス溜まってるんだよww》
あー…そういえば僕の監視?でサボってないよな。
それがなんか申し訳なくなった。
だから6限目はみんなでサボろうと提案すると。
《俺、6限目は好きな授業やから二人でサボってきい。》
と返ってきたので、そうすることにした。
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