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心地よい風
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ついたらベンチに座って寝転がる藍原君。
まぁ、そうなるとは思ったけど…僕はどうしよう。
今更違う所にも行けないし…僕が突っ立ってたらあずましくないだろうし。
さぁ、どうしよう。
無言で困っていると、藍原君の閉じていた目が開いた。
永遠『あー…ん、よし。』
よし?
永遠『ここ座れ。』
自分は座り直し、僕に座れと促した。
指定された場所に腰を下ろすと、どういう訳か僕の膝の上に頭を乗せて寝転んだのだ。
所以、膝枕というやつか。
……ぇ?!ぇええええ?!!!!
ひ、膝枕?!
僕が?藍原君に?!
恥ずかしい…。
永遠『これでいいだろ、寝る。』
刹那『ぇえー…。』
そう言って目を閉じる藍原君を見ていると僕も眠たくなってきた。
心地よい風が吹き、藍原君の髪の毛を揺らす。
あ…ふわふわしてそう。
少しだけなら触ってもいいかな?
そーっと手を伸ばし、優しく触れる。
気持ちいい…。
癖になって、触りながら目を閉じた。
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