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成弥side7
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そして連れてこられたのは何時もの寮母室…
要するに、紫月さんのテリトリーだ。
成弥『お邪魔します…。』
入った後どうすればいいのかと悩んでいたら、入ってと言われた。
部屋に上がると、ソファーに座るよう促される。
ソファーに腰をかけると紫月さんも正面に座った。
…足組む姿も格好良い。
大人の男って感じ?
紫月『んで…何、俺のこと嫌いになった?』
その時の紫月の目は冷めていて、成弥は嫌われたと思ってしまった。
成弥『ちゃいます…好きやし…。
せやけど、俺のこと嫌いになったんですか。』
どうしても泣きそうになり、早口になぅてしまう。
紫月『俺が成弥を嫌いに?
なるわけないだろ…ぶち犯すぞ。
てかその逆だろ、お前が俺を嫌いになったんだ。』
足を組み直して顔を逸らす紫月さん。
成弥『はぁ?!ちゃいます。
俺は紫月さんが好きやし、他の、男と話し…てるん見てっ嫉妬した…グスッ』
急に泣き出した成弥を見て驚く紫月。
紫月『ちょ、なんで泣くの?!』
成弥『紫月さんは、大人やしモテ方がちゃうやん…俺とは離れたんに他の奴とは話して…。』
成弥の言葉に恐る恐る言う。
紫月『…お前は、アイツ…景都が好きなんじゃないのかよ。』
成弥『へ?』
紫月『違うのかよ。』
成弥『確かに前は好きやったよ?でももう普通やし。さっき、中庭で紫月さんと喧嘩したこと相談して…謝れって言われたん。
そして、早くしないと他のやつに取られるぞって言われて…来てみれば…このタラシ』
紫月『二人でいたのかよ?!
てかタラシじゃねぇし!』
成弥『ふんっ……でも、喧嘩のことはごめんなさい。』
紫月『あれは…お前の気を引きたくて。』
その後沈黙が訪れる。
成弥『…ぎゅーしたい。』
手招きをされて紫月の足の上に跨るようにして座り、抱きつく。
紫月『…ごめん。』
首にちゅっとキスをされた。
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