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永遠『置いとけば俺が洗ったのに。』
お風呂から先に出てきた永遠くん。
刹那『っ…だ、だめだよっ!さすがに僕が洗う。』
永遠『なんでそんな慌ててんだ?』
刹那『だって、…永遠君裸…。』
自分の格好を首を傾げてみる永遠くん。
永遠『ただの上裸だ…まるで全裸みたいに言うなよ。』
刹那『ぜんっ…はぁ…。』
そんな僕に不思議そうにしてからスマホを開く。
永遠『…あいつら、仲直りできたんかな。』
あいつらとは恐らく成弥と紫月さんの事だろう。
なんだかんだ言って心配だったんだなぁ。
そう思うと少し嬉しくなった。
刹那『永遠君のお兄さんなんでしょ?
それなら大丈夫だよ!相手は成弥だし。』
永遠『兄貴だから心配なんだけどな。』
僕の言葉に苦笑する。
刹那『うーん、連絡してって念押しとく?』
永遠『…アイツらなら来るべ。』
そう言って僕の頭を撫でてから部屋に行ってしまった。
僕は去り際に撫でられた頭を抑えて蹲った。
…だめだ、心臓うるさいよ…/////
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