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新たな事実
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詩輝『取り敢えず今日は自宅に帰ろう。
でもある程度仕事を終わらせなきゃいけないから、それまでは寮の部屋に……同室は永遠だったよな。』
永遠、くん…。
刹那『永遠君は、最近忙しいみたいで会ってないよ。』
僕の咄嗟に言った言葉に詩輝さんの空気が一瞬重くなったが、すぐに戻った。
詩輝『そうか…。
成弥にお願いできるか聞いてみなきゃな。
充希、成弥が来るまで刹那を頼む。
香西、少しの間ベッドを借りていてもいいか?』
香西って保健医の名前だったのか…。
香西『問題ない。』
詩輝『すまんな…。
刹那、香西は俺の古くからの友達だから安心して迷惑かけろよ?』
刹那『…ふふっ、うん。』
香西『お前の迷惑かけるな、じゃなくて迷惑かけろよ?って言うところが好き。』
笑いながら言う香西さんに、真顔で返す。
詩輝『襲われたいのか?』
目を見つめられながら言い放たれた香西さんは顔を真っ赤に染めた。
香西『なっ、バカ!』
2人ってそういう関係だったんだ…。
詩輝『否定しないところも好き。
んじゃあ刹那と充希を頼んだぞ?
刹那、少しだけ待っててな…。』
僕の頭を撫でてから保健室を出ていく詩輝さん。
香西『ごめんな、見苦しくて…。』
刹那『いえ、これからも詩輝さんの事を宜しくお願いしますね。』
僕がそう言うと笑っていた。
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