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支え
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成弥『せっちゃん…?』
少しずつだが、息の上がってきた刹那のおでこに手を乗せる。
成弥『熱上がってき出したな…香西さん。』
刹那の熱が上がってきたことを説明して、冷えピタなどを貼ってもらう。
それで少し様子を見ているうちに、保健室の扉が開いた。
詩輝『遅くなった…刹那?』
呼吸が辛そうな刹那を見て心配する詩輝。
そんな詩輝を安心させるために、現状報告をした。
香西『少しだけ熱が出てきたんだ、だから暖かくして休ませてあげないと。』
詩輝『わかった、成弥。』
成弥『ん?』
詩輝『ありがとう、 これからも刹那を頼むな?もし、永遠が帰ってきたら支えてやってくれ。』
詩輝の優しい眼差しに肩を竦める成弥。
成弥『わかった、何かあれば何時でも連絡してな?』
詩輝『助かるよ、気をつけて寮に帰れよ?』
成弥『はーい。』
成弥は保健室を出て寮に帰った?
詩輝『香西もすまんな…。』
香西『俺は仕事だから。』
詩輝『くくっ、そうだな。』
香西の頭をクシャッと撫でると、詩輝は刹那を優しく抱き上げて保健室を出た。
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