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俺は無機質な部屋に戻ってから制服を脱ぎ捨てる。
下だけ履き直して、上は裸のまま。
そしてスマホを取り出し、刹那宛の文字を打つ。
具合悪くて読むことが出来ないかもしれないし、俺のメールなんて呼んでくれないかもしれないけれど。
ー大丈夫、ではないよな。
お前の体調が凄く悪いのは聞いたし、俺もタイミング悪いなって思った。
だけど、お前に会いたいんだ。
出来ることなら今すぐにでも…。
許してもらえるなんて思ってないし、お前に俺の顔を見せるのも申し訳ないけど、凄く会いたいんだ。
どれだけ罵倒してくれていい、だから明日会いに行くことを許して欲しい…。
長文で悪い、ゆっくり休め。ー
体調不良のやつになんて長文送ってんだ俺、とも思ったが送信した。
そのまま、スマホを離してベッドに倒れ込む。
眠りはしないが目を瞑る。
…刹那。
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