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哀と愛
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午後、俺は購買に行った。帰ってきたら、龍の姿が見えなかった。
「ああ、何ぞ具合が悪いとかっちゅーていんだよ。」
「…いんだよ?」
「んぁ~、帰ったよ?」
龍…朝は元気そうだったの大丈夫かな…?
次の日、龍は学校を休んだ。
____それから龍は3日くらい学校を休んだ。毎日、メールを送ったが返ってくるのは
『少し、具合が悪いだけだよ。大丈夫。ありがとう』といった言葉だけだった…。
「なんや?龍之介がいひんと何もできまへん見たいな、しけた顔してもてwさみしいんか?」
「…あぁ…お前か…。何か落ち着かなくてな…。」
「落ち着かへんって?」
「俺と龍は小さかった頃からずっと一緒にいてさ…でも、あいつ最近になって具合悪くなることや、用事が入ることが多くなって…。」
「んー、具合が悪いのはわからへんけど、用事が入るのは大きくなったんだし色々あるんちゃうん?」
「うん…俺だって、それはわかってるけどさぁ…。」
「せや!気晴らしに、一緒に出掛けへん?」
「出掛けるって…どこへ…?」
「レイレイが、とおおおっても好きなとこ♡」
と言って、大和は鞄から2枚の紙切れを取り出した。
「…そ、それは…!!」
俺はそれに顔を寄せて、そこに書いてある字を読む。
「上野煌のイベントじゃん!!!!!お前、どこで手に入れたの!?」
「へっへ~♪当たったや~♪行かへん?」
「~~~~っ行くっ!!」
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