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隠していないとダメな感情
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僕は、声優をやっていて普通に幸せな時間を毎日過ごしている。もう欲しいものは無い…とは、はっきりと言えないかもしれない。僕は、小野君のことを好きになってしまった。これは、隠していかなければならない感情だ。いちばん伝えたらダメな…
今日は、小野くんもいるアフレコだ。
「おはようございまーす。」
スタッフの人しかいない…ちょっと早かったかな?
「あっ!神谷さん!おはようございます!すいません!ちょっと待っててもらえますか?」
「はい。ぜんぜん良いですよ?」
「あぁ!ありがとうございます!」
そう言って、スタッフの人は行ってしまった。なんかあったのかな?…まぁ、ちょっと台本見てるか。
俺は、声優をやっている。でも、いちばん楽しみなのは神谷さんとやってるラジオだ!なんか、神谷さんといると落ち着くんだよね笑 なんか、安心するって言うか…なんかわかんないけどとにかく安心する!
今日は、神谷さんもいるアフレコだ!よっしゃ!
ちょっと早めに行こ〜
「おはよーございまー……」
神谷さん…寝てる?てか、ほかの人はまだか…そりゃそうだよな〜静かに隣に座ろう…
「疲れてるよな…ずば抜けて人気だし…」
「んんー…」
「ビクッ」
…びっくりした〜
「……お…のくん?……」
「あぁ!すいません!起こしちゃいました?」
「ぜんぜんいーよ…みんなは?」
「そろそろ来ると思うんですけど…?」
起こしちゃった…
ガチャッ
「おはようございますー」
「おはよー!中村〜」
「おはよー」
「あぁ、神谷さん寝てたんですか?」
「え?…うん。小野くんに起こされた…気持ちよく寝てたのに。」
「え!?すいません!」
「えー?小野さん何してんすか〜」
「ぜんぜんいーよ笑」
それからほかの声優さん達も来てアフレコが始まって、お昼すぎに終わった。
「あぁ!疲れた!お腹空いた!神谷さんおごって!」
「は!?やだよ!」
「じゃ、俺とご飯食べに行きましょ?」
「え…」
こいつは、こういう事をさらっと言うからムカつく
「神谷さん?どうしました?行きましょ?」
「え?うん…小野くんのおごりでね?」
「えー!?」
まぁ、ただ俺が神谷さんと居たいってだけなんだけどね?でもそれを言ったらきもいとか言われそう笑
それから俺と神谷さんはご飯を食べながら話をしていた。
「ねぇねぇ神谷さん?神谷さんって好きな人とかいないの?」
「え!?………」
…………
「…すいません、なんか俺変な質問しました?」
「いや?ぜんぜん、それよりこれ美味しいね〜」
「え?…そうですね!」
完全に話をそらした…そっか神谷さん好きな人いるんだ…ズキッ……え?なんのズキッ?
それからご飯を食べ終え、そしたら神谷さんがいつの間にかお金を払っていて、仕事があるからとタクシーに乗って行ってしまった。
「俺…何でもやもやしてるんだろ。」
まぁ、俺も仕事あるし…
それからの仕事は、取材とかだったから良かった。
ずっと神谷さんの事考えてて、上の空だった…
それから家に帰り、
「あ゙あ゙あ゙〜!疲れた!……神谷さんに…好きな人…イラッ……なんか俺神谷さんの事好きみたいじゃん……カァーーー!え!?…俺神谷さんの事好きなの!?…」
え…待って…俺男で神谷さんも男!…でも神谷さんが誰かほかの人と付き合ったら…
ねぇ、俺君のことが好きなんだけど。←イケボ
↑妄想
ダメダメダメダメ!!!やだ!!俺神谷さんのこと…
「なんか意識したら急に恥ずかしくなってきた…」
でも…これは、伝えたらダメな感情だ…
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