アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おまけ。4
-
「おい、エレン。明日は空いてるか」
(早速ーーー!!)
エレンがチャレンジしたのは昨晩、そして今日、仕事が休みの明日のお誘いだ。
「は、はい!空いております!」
「あはははは!!エレン敬礼しちゃってるよ」
右手を心臓のあたりに当てるエレンは、目をぎゅっとつぶり、かなりおかしい。ハンジはそれ見て大笑いだ。
「エレンなにしてんの?」
通りがかったシンにも怪訝そうな顔をされた。
「な、な、なんでもないです!!」
「なに考えてんだエロガキ」
「な、な、な…」
リヴァイとエレンが付き合い始めたのはすでに事務所に知れ渡っていて、リヴァイの言葉に、何人もの職員が紅茶やコーヒーを吹き出した。
エレンは顔を真っ赤にしてプルプルと震えている。
「あー、抱かれるから緊張してんのか」
そこにさらにシンが爆弾を投下する。
「ち、違いますっ!俺がリヴァイさんを抱くんです!!」
その言葉にリヴァイを含めたエレン以外の全員が吹き出したのは言うまでもない。
「…おい、エレン、冗談も休み休み言えよ」
リヴァイは眉をひそめてそう言う。
「…エレンは抱かれる側でしょう」
「うん、同感」
アンリとハンジもそう言った。
「え、お前、リヴァイさんを抱く気だったの?ウケる」
シンにはそんなことを言われる。
エレンは散々言われて顔を手で覆う。
「…エレン、私もエレンがあのクソチビを抱くのは、無理だと思う」
「ミカサまで…?!」
「まあいい。明日嫌というほどわからせてやる」
職員がむせるのは、この日三度目のことだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 47