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僕は完全に傍観者。
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「うぁぁぁ・・・・・・」
クーラーが冷たい風を僕に送る。
「・・・・・・うん」
ここの誘い受けのフジ最っ高・・・・・・!
この!このタイミングで!
あぁぁやっぱりキヨフジ最高・・・・・・。
僕は実況者になってから、
知り合いの実況者様で妄想をしている。
推しCPは勿論キヨフジ。
ちなみに自分でも小説を書いていて、
そこそこ人気になって・・・・・・る、はず!
そうと思いたい。
「んーやっぱこの人文章書くのうまいなぁ」
パソコンをポチポチしつつ呟く。
横に置いてたスマホが鳴ってビクッとなった
うわぁびっくりしたぁ。
・・・・フジからLINE?
何だろー、と思って画面を開く。
『今から遊びに行くねー』
暇なんだな。
あいつ暇になったらすぐうちに来るんだよ。
それをキヨにやってくれたらなぁ。
そしたら僕それを見に行くのに。
取り敢えずパソコンの電源を切る。
見られてもいいように、履歴は消去済み。
手慣れてんなぁと自分で思う。
その途端、チャイムがなる。フジだ。
フジの家からだったら少なくとも
・・・・・・えーと、電車で10分だから・・・・・・
あいつ電車内でLINE送ってる!
まったく。
「おはよ〜」
「おはよう〜」
「ぁー、ラーヒー、サーモン買ったよー」
「えぇマジで?わぁやったぁありがとう!」
俺が来たことよりサーモンで喜ぶんだなぁ、
なんてフジは呟いている。知らなーい。
だってサーモンだよー。美味しいよー。
フジが来たことがさ、その、
嬉しくないわけじゃないよー。
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