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次の日。
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「・・・・・・ん、んん・・・・・・・・・・・・」
朝日の眩しさで自然と目が覚めた。
付き合ってから二回目のお泊まりだけど、
ソファに座ったあとの記憶が無い。
そのまま寝落ちしたかな、僕。
寝起きの頭でぼんやり考えていると、
甘くていい匂いが漂ってきた。
・・・・・・スコーンかな?それっぽい匂い。
フジが作ってんのかな、家庭的ぃ((
「ぁ、ヒラ、起きたぁ?」
エプロンを着けたフジが入ってきた。
「うん?あぁ、おはよう!」
と返してふにゃ、と笑うと、何故かフジが
顔を真っ赤にする。何故だ。
「うん、おおおおはよう朝御飯出来てるよ」
・・・・・・すっごいどもってなかった?
相変わらず顔真っ赤だし。
「どーしたの、フジ、風邪?」
そう聞いて額をくっつけた。うん、大丈夫、熱はないみたい。よかった。
「ちょぉっ!?フジ何してるの馬鹿!」
あれ、もっと赤くなっちゃったんだけど。
・・・・・・・・・・・・見ててすっげえ面白いな。
「本当にどうしたの、フジ、顔赤いよ?」
「き、」
全然聞こえないなぁ、なんて言ってんだろ。
「昨日のヒラのせいだべ、はっ、離せ!」
・・・・・・ん?俺なんかしたかな。
「・・・・・・昨日なんかあった?」
「お、覚えてないんかーい・・・・・・」
「うっそぉ・・・・・・・・・・・・・・・」
僕そんなキス上手かったの!?じゃなくて!
嘘ぉ、恥ずかしいぃ・・・。ほんと・・・もぉ。
しかもそこで寝ちゃうんだぁ・・・。
そこで寝なかったらさぁ?
僕が攻めになれたかもしれないのにさぁ。
肝心な所で抜けてんだぁ僕ぅ・・・・・・。
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