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秘密の・・・。
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今日もフジが遊びに来ている。
「────────で?」
「はぇ?」
口から間抜けな声が出た。僕何かしたっけ。
「『で?』って何?」
「前レトさんと飲んだ時の・・・・・・」
「────・・・・・・あぁ!」
あの時かー。やっと思い出した。
一応レトさんに許可とった方がいいよね。
『レトさーん』
LINEで話しかけてちょっとたったら
既読がついた。返事も早かった。
『何?』
『前飲んでた時の話フジにしていい?』
『ん、ええよ』
許可が取れたのでフジに向き直る。
「フジーーーーー!!!!!!!!!!」
「いやそんな大声出さなくていいから」
耳を塞いで顔を顰められるんだけど、
────そんな大声出してないよ!
「へぇ、なるほどぉ」
案外飲み込みが遅くて2回も説明し、
やっとフジは理解したようだった。
「俺らの周りホモばっかりじゃん」
だよね!2次元かよ!(2次元です(メタい))
「んーでも、」
同調していたが、レトさんは自覚無しかな。
「レトさん、自覚してないもん」
「まぁ、確かに」
「僕らに出来ることはないと思う」
「取り敢えずは、ね」
「うん、"取り敢えず"観察の方向でね。」
"取り敢えず"ねぇ。
それしかないけど、友人として、仲間としてギスギスなるのは避けたいけど、
────2人には幸せになって欲しいよね。
────────────────────────────
久々にこんな短いですね。
本編に関係のあるおまけをどうぞ。
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切っ掛けはレトさんからのLINE。
『フジ君てヒラ君と付き合っとん?』
思わずスマホを落としそうになり、
スマホでお手玉をして結局落とした。
思い切り足に落とした。痛い。
『なんで分かったの!?』
『あ、ほんとに付き合っとん』
カマかけたな!レトさんめ!
『カマかけないでよ・・・・・・・・・・・・』
『確信はあったで?』
あったんかい。ほんとやめてよ〜・・・・・・。
『改めて、なんで分かったの?』
それはほんとに知っておきたい。
うっかり言ったりした?俺とかヒラとか。
『フジ君の態度?』
原因俺かよ。なんでだ。
『ヒラ君にしかくっついたりせんし』
それはまぁそうだよ。ヒラ可愛いもん。
『他の人と仲良くしてたら殺気立つし』
それは・・・・・・。だってぇ・・・・・・。
ヒラが可愛いんだもん・・・・・・・・・・・・。
もう少しスキンシップ控えよう、
と思ったヒラ大好きフジであった。
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