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なんで。
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ヒラは帰っていった。
体調が悪い・・・・・・訳では無いだろう。
引き留めたかったけど、ここキヨの家だし。
あと、悲しそうだったから。
彼氏としては引き留めなきゃ行けないんだろうなぁ。
なんか、拒絶されてる気がして、
だめだめだなぁ。俺なんかしたっけな。
「──い、フジ────────フジ!」
「うぁわっ、え、ぁ、何?」
「お前なんかしたのか?」
「は?」
「ヒラになんかしたのかって聞いてんだよ」
そんな、────そんなこと。
「そんなこと・・・・・・俺が聞きたいよ」
俺だって分かんない。知らない。
心当たりがあるとすれば先日の買い物だけど、
ヒラは見ていないらしいんだよね。
どうしよう・・・・・・。
原因が分からないと、俺はどうしようもない。
────────────────────────────
人を、主にヒラを疑う習性のついていないジーフーちゃん。
────────────────────────────
どう別れを切り出そうか迷っている。
そもそも、フジがもう俺のこと好きじゃなくても、
フジと別れないくない自分がいる。
自分勝手な考えにいらいらして、頭をかきむしった。
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