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舌舐めずり
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(舌舐めずり ナビ△回想1日目)(語り手は、ナビゲーター)
(場所は、柳瀬が、少年狩りしていた、サファリパークの中)
気を、失った少年は、大地の、振動で、目が覚めて、自分が、つまずい
た物が、大人とは、言えない、大きさの、土に、半分埋まった、少し、
茶色に変色していた、肋骨だったと、判り、目を見開いたが、もっと、
驚いたのが、象達と、赤目虎が、対峙して、居た事だった。
少年が、感じた、大地の、振動は、少年と、赤目虎の、間に、象達が、
10頭位居て、赤目虎が、少年の方に、近付こうとしたら、大きな足
を、上げたり、下げたりして、大地を、踏みつけている音だった。
その、象とは、別に、少年の、前方には、さらに、10頭程の、象が、
居て、その、中の、一番大きな象が、赤目象だった。
少年が、よろめきながら、立ちあがると、赤目象の、側に居た、子象
が、少年の方へ、興味深そうな、目で、見ながら、歩いて行き、鼻を、
器用に、動かして、少年の、全身の、匂いを、嗅いで、母親象を、振
り向いて、鼻を、左右に、大きく、揺らして、小さく、吠えた。
象は、目が、悪いから、匂いで、相手を、判断すると、本に、書いて、
あったのを、少年は、知っていたので、動かずに、大人しくしていた
が、空腹で、お腹が、グーグーと、音を立てていた。
少年が、赤目象に、頭の中で、話しかけた。
「どうして、象さん達が、ここに、居るの?」
赤目象が、少年の頭に中で、判るように、ゆっくりと、話した。
「坊やが、助けてくれと、何度も、俺達に、言っただろう?」
「お前は、象の、言葉が、話せるのか?」
そう、赤目象に、言われた、少年が、答えた。
「話せるか、どうか、判らないけれど、頭の中で、少しなら、理解で
きるよ。」
「来てくれて、ありがとう。」
「もしかして、僕を、象さん達の、仲間に、してくれるの?」
そう、少年は、赤目象に、話したが、返事がなく、代わりに、少年の、
前方に居た、象達が、少年の、周りに、集まりだして、全身の、匂い
を、鼻で、嗅ぎ始めて、顔や、大事な所を、何度も、鼻で、触れてい
た。
子象が、近くの、リンゴの木に、体当たり、しだしたのを、見た、大
人の、象が、大きな、鼻で、リンゴの木を、揺さぶったら、赤く熟し
た、リンゴの実が、パラパラと、地面に落ち、その、実を、子象が、
鼻で、拾って、少年の、目の前に、ゆっくりと、歩いて行って、差し
出した。
思わず、少年は、子象の、優しい目をみて、赤目虎が、居るのも、忘
れて、
「ありがとう」
と、言って、子象から、リンゴの実を、手で、貰い受け、かぶりつい
て、食べ始めた。
それを、見ていた、赤目虎の、お腹も、グーグーと、音を出し始め、
最初は、四足で、立って居たが、しばらくすると、四つん這いに、寝
そべって、頭だけ、上げて、持久戦を、決め込み、動かなくなった。
その、赤目虎と、赤目象が、頭の中で、早い回転で、話しあっていた
が、少年には、言葉が、早すぎて、とても、理解できなかった。
「おい、赤目象、その、坊やを、俺に、寄こさないと、ずっと、お前
らから、離れないぞ。俺は、夜行性だから、お前らは、夜も、眠れな
いだろうが?」
「この、坊やは、もう、俺達、象の、仲間に、する事に、長老が、決
めたから、諦めろ、その代わり、もう、3日程で、長老は、死期を、迎
えるから、魂が抜けた、後の、肉体は、お前に、やると、長老が、言わ
れている。」
「冗談は、よせよ。長老の、肉を、頂こうとしても、皮が、硬くて、大
事な、牙が、折れるかも、知れないだろうが!」
「俺は、量より、質を、求める、グルメ虎だぞ!!」
「おい、赤目虎、その、鼻の傷は、掘りネズミにでも、噛まれたのだろ
うが? 掘りネズミは、そんなに、美味しいのか?」
「煩い、お前ら、象は、果物の木が、沢山あるから、食べ物に、困らな
いだろうが、俺達、虎は、肉食だから、少しは、気を使えよ。」
「それに、その坊やは、可愛い顔していて、俺の、好みだから、早く、
渡せ!」
3つ目の、リンゴを、半分、食べかけて、居た、少年が、赤目象と、赤
目虎が、自分の、ことで、何かを、話しあっているのを、感じて少年が、
「赤目象さんと、赤目虎さんが、何、言っているのか、僕にも、教えて
くれない?」
と、赤目象に、言ったので、少年に、理解できるように、ゆっくりと、
赤目象は、話しだした。
「俺は、リリーと、呼ばれているが、坊やの、連れて来た、赤目虎は、
レッドと、呼ばれているが、実力がないから、いつも、食事に、ありつ
けなくて、そのぶん、執念深いので、有名な、虎だが、お前の事が、随
分と、気に、いったらしくて、俺達、象に、お前を、引き渡すまで、俺
達から、離れないと、言っている。」
少年は、赤目象から、聞きたくない事を、頭の中で、理解してしまい、
後ろの、赤目虎を、振り返り、見たら、視線が、合ってしまって、虎が、
大きな、舌を出して、大きな、牙を、少年に、見せつけた後、真っ赤な、
舌を、1回、まわして、舌舐めずりをした。
その、牙を見た、少年は、虎が、6m位は、楽勝で、跳躍できる事を、
知って、いたので、3回、跳躍されたら、終わりだと、考えたら、大事
な、所が、最大限に、縮み上がり、あやうく、おしっこを、ちびりそう
に、なった。
赤目象が、少年の、頭の、中に、話しかけた。
「坊やには、潜在的に、能力が、あるようだから、俺達の、言葉が、頭の、
中で、もっと、はっきり、判るように、してあげるから、目をつぶりなさ
い。」
そう、言って、少年の、頭に、大きな、鼻を、赤目象は、しばらく、充て
ていたら、少年は、目を、つぶっているのに、眩しい、白い光の、束が、
現れて、それから、伸びる、輪に、包まれて、驚いて、目を開けたら、光
の輪が、空に、舞い、上がり、天に、戻る所だった。
次の、瞬間、
「おい、坊や、早く、こちらに、来い、象達が、迷惑がっているだろう!」
それが、赤目虎の、声だと、少年は、頭の中で、直感として、分かった。
「来ないなら、こちらから行くぞ!!」
そう言った、赤目虎が、四つん這いから、立ちあがった。
それを、見た、少年は、食べかけの、3つ目の、リンゴを、手から、すべ
り、落としてしまい、とうとう、少し、失禁してしまった。
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