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「そうだね、もしも残したり吐き出したりしたら、それも罰ゲームにしなくちゃつまらないよね。ね?柿狗くん」
柿狗くんは目を見開いて涙を零した。
理不尽な勝負に負けてこんな状況になっている柿狗くんだもの、もう罰ゲームは嫌だろうな。
「最後の一滴まで残さず飲めたら、柿狗くんのお願い聞いてあげる。もしも一滴でも残したら、どうしようかな…」
既に口内に尿が達したのか、柿狗くんは目を閉じて、飲み下し始めた。
ごく、ごく、と喉仏が動き、嚥下していく様子がはっきりとわかる。
自分のおしっこ飲むなんて普通じゃないよ。
そんなに罰ゲーム嫌なんだね。
「そうだ、膀胱空っぽにして、そこに牛乳とイチゴジュースを入れて、柿狗くんの膀胱の中でイチゴオレを作るの。最高じゃない?」
「ぐふっ…ごふっ…っっ…っ」
僕の言葉か、はたまた鼻につくような臭いの尿のせいか、むせた柿狗くんは鼻から尿を零しながら、それでも必死に飲み干そうとする。
やっぱり結構な量が溜まっていたらしく、かなり苦しそう。
眉をひそめる柿狗くんに、画面の向こうのお客さんも大興奮だ。
いたずらしたい気持ちを堪えながら眺めていると、ようやく終わったらしい。
柿狗くんは抽出の終わったカテーテルから口を離し、カテーテルがガムテープの隙間からひょんと出される。
「これで終わり?一滴も残ってない?」
僕が柿狗くんに伺うと、頭を縦に振って頷く。
「それじゃあ本当に一滴も残ってないか、僕が確かめてあげる」
僕は柿狗くんのおち○ちんから出ているカテーテルを、まっすぐ縦に伸ばす。
カテーテルの先端は画面外に、カテーテルの大部分は画面に映っている。
僕がちらりと柿狗くんを見ると、柿狗くんは顔面を蒼白にした。
その絶望感に満ちた顔、待受にしたい。
僕はカテーテルの先端に口を付ける。
鼻から肺に溜まった空気を出し、一気に吸い上げた。
じゅちゅちゅぢゅちゅちゅ。
「んぎいいいいぃいいいっ」
口の中に、アンモニア臭のする液体が届く。
「あーあ、残念だね柿狗くん。どうやらまだ数滴、残っていたみたい」
視聴者にもカテーテルを通る液体が確認できたらしい。
ああー、と柿狗くんを落胆させるコメントが続いたが、柿狗くんは頭を後ろに仰け反らせ、目を白黒させていてコメントはおろか、僕の声も届いていないようだ。
「それじゃあ今回はこの辺で。次回は柿狗くんとイチゴオレを作ります。またお会いしましょう」
ちゅぷん。
柿狗くんのおち○ちんからカテーテルを抜き取ると、何も出るものがないそこは小さく震え、へたりと重力に従った。
終わり
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