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カチ。
「前回、前々回来てくれた方、どうもです。今日は前回、自分のおしっこを一滴も残さず飲む、のを出来なかった罰ゲームです」
生放送を開始すると、すぐに人が集まる。
キター、というコメントを機械音が読み上げた。
「罰ゲームの内容は、空っぽにした柿狗くんの膀胱に、牛乳とイチゴジュースを入れて、イチゴオレにしてもらう、という内容です」
トン、トン、と画面上に用意しておいた牛乳とイチゴジュースがそれぞれ入ったペットボトルを置く。
「これは前回柿狗くんが排出した尿の量から計算して、膀胱に入りうる量の牛乳とイチゴジュースです。柿狗くんの膀胱がパンパンになるよう、きちんと計算してあげたからね」
それぞれ1リットルに近い量のそれを見て、柿狗くんは目を見開いた。
今日はガムテープで塞がれていない口は、何か音にならない声を呟いている。
まあ、柿狗くんにはマイクを着けてないから声を出していたとしても拾えなかったぢろうけど。
「ちなみに柿狗くんの膀胱は空っぽにしてありますが、さっきわがままをごねていたので次のおしっこが溜まっている可能性があります。なので今回罰ゲームが追加される事はありませんが、次回はお仕置きをしてあげることが決定しています」
僕が言うと、柿狗くんは、嘘…と呟き、目を涙で滲ませた。
生放送開始早々、次回の開催も決定されてて、可哀想な柿狗くん。
画面上のコメントは歓喜の言葉が流れていた。
「じゃあ柿狗くん、イチゴオレ作ろうか」
柿狗くんは絶望で引きつった笑顔をした。
新品のカテーテルを取り出し、例のローションを塗って準備する。
とは言え、一度カテーテルを通したのだからそんなに大変な事はない。
相変わらずの違和感に柿狗くんが上げる声をBGMにして、するするとカテーテルを進めた。
僕もだいぶ手馴れてきたかな。
でも油断は禁物、自称中級者の思い上がりは痛い目を見るのが関の山だ。
「本当はカテーテル二本挿しで一気に入れてあげたいところですが、拡張してないので一本がいっぱいいっぱいです。手間がかかりますけど、それぞれカテーテル変えて牛乳とイチゴジュース入れるので、ちょっとぐだりますがご了承下さい」
僕が視聴者向けに言うと、コメントは、むしろナイス判断、拡張実況希望、悶える柿狗くんが長く観れる、なんて言われている。
柿狗くんのファンはいい人ばかりだね。
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