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「これから僕はどうしたらいいですか…?」
不安になりながらも、『もしかしたら』の奇跡を
願う。
「そうだね、前と同じような日常を過ごしていれば
なにかヒントになって、記憶が少しずつだか回復
するかもしれないね…」
おじいちゃん先生が大丈夫だよと後付けをし、
その他に身体の違和感がないか聞いてきた。
「とりあけず、今週までは様子見も兼ねて、入院して
ようね、来週からはいえにかえれるよ」
そう言って、おじいちゃん先生と看護師さんは
病室を去っていった。
僕と赤茶髮の男の人だけになった
そういえば今日って、何日なんだろ…
「あ、あの…今日って何日ですか?」
少し上の空になっていた彼に問いかけた
「あ、今日はね、9月10日だよちなみに木曜日。
1年ぐらい目を覚ましてくれなくて…不安だったんだ」
確かに少し肌寒い感じがしたから、そうだったんだ…
と言うか、僕1年間も眠ってたんだ…
全くそんな感じはしないけど…
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