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「…………っ!!」
僕は思いっきり身体を起こして『夢』から覚めた
覚めたというより、無理矢理起こしたに近い
何だろ…初めてじゃない…
夢なんだけど夢じゃない、、?
悪寒と胸のモヤモヤが交差して今にも吐きそうな感覚にかられる。
呼吸を整えていると、僕の携帯が鳴った。
画面を見ると、葵という文字が表示されていた。
「葵からだ…」
画面に載っている受話器のマークを押した
「……はい…」
『あ!もしもし! 倖 おはよう。』
「おはよう!葵」
葵の声を聞いたら、少しだけど安心感が持てた
『あれ、もしかして今起きた感じ?』
「え…う、うん、まさかの寝坊?」
『いや!まだギリ大丈夫だよ!』
「よかった……!」
一安心。
『今、 倖 の家の近くまで来てるんだけどさ、
家入っても良い?寒くて死にそう。』
「もちろん!来たらピンポン鳴らして」
『やった!!急いで聞くからまってろ〜』
「急がなくて良いから、気をつけてね」
『ありがとう!そしたら制服とかの着方とか色々教えるな!』
「ほんと!助かる!よくわからなかったんだよね」
『おっけい!もう少しで着くから良い子にしてまってて』
「良い子って…子供じゃないんだから、、」
『まぁまぁ、じゃ、一旦切るね〜』
「はーい」
と言ってた電話を切った。
退院した後、ものすごくお世話になった、
何から何までしてくれる葵に感謝でいっぱいだな。
葵が来るまで、ご飯でも作ろうかな。
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