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「‥‥分からない」
「え?」
「‥‥君を見てると、守ってあげたくなるんだ。
君を見てると、ドキドキする。
ー初めて君を見た時、可愛いなって思ったんだ」
「っ‥‥?!///」
こんなにもストレートに言われたら‥‥
まるで、告白されてるみたいやないか‥‥。
そう思って、真っ赤になる自分の顔を伏せた。
すると、頭にふわりと重さがかかる。
顔を上げると、優しげに笑う遼さんが、俺の頭を撫でていた。
テーブル越しに伸びる手が、温かい。
「‥‥ごめんね。こんなに急に。でも」
そう言いかけて、頭に乗せていた手が降りてきて
俺の顔をつー、と撫でるようになぞる。
俺は耳まで赤くなるのがわかった。
ー心臓が、煩い。
「俺、要くんのこと、好きみたい。
‥‥いや、好きだよ。」
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