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20:00~21:00(シングルルームパロディ、グロ・死ネタ注意)
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だんだん意識が遠くなってきた…
なんか…めっちゃ眠い…
腕を切ってからどれぐらいたったんやろ…
だんだん頭がフラフラして動くのもだるくなってきた
まなはまだオレの胸に顔を埋めている
大丈夫…そう…まなは大丈夫やから……
さっきまではまだ喋れたしまだ動けたんやけどなぁ…
きっとこれからもっと体が動かなくなって、喋れなくなって、オレは死ぬ…
あと一時間もないかもしれない…
あと一時間でオレは…まなと別れないといけない…
「………なぁ……まな…」
「………やめ、て……」
「…まだなんも言っとらんやんか…」
「…もぅやだ………」
まなもさすがに何か感づいてるのかなかなかいうことを聞いてくれなかった
でももうあまり時間がないんよ…
「あのな…まな……」
「やだ…」
「まなこっち見て…?顔見せて…」
「やめろ…」
「………おねがいやから…おねがい……」
「………」
あのな…まな……オレ死ぬんよ…
もう一時間もまなといれんのよ…
もうあまり怖くはなかった
「やだ……やめて、よ…言わないで……」
「…だめやで…まなな…まなは外出るんよ…」
「出ない…ここいる…」
「ははっ…出たがっとったやん」
「やだ……銀と…銀といる……」
「それはダメ」
嬉しいけどダメ……
「やだ…」
「ダメ」
「銀といる…」
「…ダメやって…」
「………おねがい…おねがい、銀…」
「…………」
そんなワガママ言わんでや…
困るやろ…
「まなな……きっとな…猛も健斗も……助けてくれるしな…むかつくけど志波やって内海やっておるから……」
「銀…やだ……やだ…」
「おいしいもの食べて…いっぱい寝て…したいことして…?」
「銀…銀といる…銀じゃないとやだ……」
「………うん……まな…大好き…愛してる……」
「うぅ…ぎ、ん……」
まなはいやいや言いながらも話を聞いてくれた
大丈夫……まなは、オレがいなくても……
まなに最後のキスをする
好き…大好きやで……まな…
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