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20:00~21:00(シングルルームパロディ、グロ・死ネタ注意)
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まなと長い長いキスをした
何もせずに長い間唇をくっつけていた
まな……大好き……
そっとまなの口から唇を離した
まなの目に涙が溜まってた
「まな……泣かんでや…」
「…………」
まなは消えそうな声でやだよって言った
そのあいだにも体はどんどん硬く動かなくなっていってた
ふーっと息を吐く
最後までちゃんとせな…
「まな、ちょっと立って?」
「………」
「大丈夫」
ニッコリ笑う
オレは嘘をついた
これが最後…
まなはオレの背に腕をまわしたままオレとそっと立ち上がった
これで……最後…
「………まな…ゴメンな…」
そう言って最後の力を振り絞ってまなを蹴り倒してその上に跨った
まながじたばた暴れる
「やだ!!銀やだ!!!!やめて!!!離して!!!」
「まな…ごめんな…」
右腕の袖を噛んで裂いてまなの目を覆った
まなが泣き叫ぶ声が痛かった
今度はまなの服を裂いて手足を縛った片手やからなかなか時間がかかった
まなに無様に死ぬところなんか見られたくなくて最後のせめてもの抵抗だった
……大丈夫…きっと誰か助けに来るから…
「ぎん…ぎん…おねがい…やだよ…やめて……」
「まな、ごめん……」
「やだ…ぎんやだ……いかないで……」
「……………」
まなの目を覆ったシャツが濡れてく
ごめんな……
まなの頭を撫でて上からどいた
「ぎん!!ぎん!!やめて!!!いかないで!!!」
「…………」
まなはまだ体をねじって暴れたけど固く結んだ布は取れなかった
もう最後……
近くからまなの顔をじっと眺めた
大好き…まなの目も、口も、鼻も…全部好き……
最後にそっとまなの頬に触れた
一瞬まなの動きが止る
まながかすれた声で「いかないで…」って言った
ゴメンなまな…そのおねがいは聞けんわ………
「まな………大好きやで………誰よりもまなが好き…愛してる……」
「…………」
まなはえぐえぐと泣いてた
大好き……誰よりも好き……
大切な…愛おしい人……
目頭が熱くなって目の前がかすんだ
それを無視してニッコリ笑う
まなの頬に目にたまった水滴が落ちて行った
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