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ノア銀(そのまま) 5
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「…って言う同人誌を描こうと思ったのよ……」
「良いじゃん!!すでにおいしいにおいぷんぷんだよ!!私鼻血止らないよ!!!」
しず姉が机に突っ伏し、はぁ…っとため息をつきながら言う
いいネタが思いついたはずなのになぜかガックリしている
「そうなのよ…禿げ萌えなのよ…私も私の才能が恐ろしいわ……」
「…じゃあなんで…」
「そのメモを頬付クンに奪われたのよ……」
「しず姉そのメモをみすみす渡しちゃったの!?」
「それがね…頬付クンが写真を見せてきて…」
「写真?」
「……頬付クンと杉田君がキスして…」
「キス!?」
「杉田君がへろへろではにゃ~んってしてて…」
「へろへろ!?はにゃ~ん!?」
「でもなんか杉田君もキスしたいって自分から求めてて…」
「求めて…!!」
「しかも少なくとも肩までを露出してるの…」
「ブハッ!!」
そこでもう耐えられなくなって鼻血が噴出した
ぼたた…っと机に鮮血が垂れる
「なにそれ!!その写真はっ!?」
「それがね………」
またしず姉がズーンと黒いオーラをまとう
なに!?写真は!?
「頬付クンに交換って言われて交換しちゃって…」
「交換しちゃって!?」
「…………」
しず姉がおずおずと写真を見せる
ごくり…と生唾を飲む
「………え…」
「……………」
しず姉が見せてきた写真には何にも写ってなかった
…真っ白…
「まんまとはめられたわ…」
「え、メモは!?」
「取られたのよ…しかも書かないことまで約束されたわ…」
「…………」
しず姉が言うには丸め込まれてしず姉がテンションあがって盲目になってる隙交換して約束もさせられたらしい
さすが頬付さん…
「ふふ…ふふふ…」
「し、しず姉?」
突然しず姉が笑い出した
壊れた…?
「ふふ…でもいいもの!!私はちゃんと脳内永久保存したわ!!!」
「!?しず姉ずるい!!!」
「役得よ!!」
「もう!!ちゃんと次までにもう一個話練ってもらうからね!!!」
「今なら3つぐらいは同時進行できそうだわ!!!」
こんな会話はたけ兄がバイトから帰ってくるまで続けられた…
【ノア銀終わり】
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