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「遥、支度できた?そろそろ出発するよっ」
「あっはい・・!」
外に出るの久しぶりだなぁ
車でこんなに遠くに行くの初めて。
「結構時間かかるから眠くなったら寝てていいからね?着いたらちゃんと起こすから。」
「はいっ、ありがとうございますっ」
車の揺れが心地よくて気づいたら僕は雪那さんの膝の上で眠っていた
「・・・か、遥着いたよ。」
「あっ・・・。」
すごいおっきいお家・・・。
「ほら見てごらん、海が見えるでしょ。」
きれい。海初めてみた
「俺のお気に入りの別荘なんだ。ここ一帯はうちの土地だから人が来ることもないしゆっくりできるよ。
それに忍は週に一回来るだけだからしばらく二人でゆっくりできるしね。」
あっ忍さんずっといるわけじゃないんだ・・・。
「それでは私はここで。もし何かありましたら連絡ください。ごゆっくりお過ごしください。」
「ありがとう。さっ行こう」
「はいっ、あっ忍さんありがとうございましたっ」
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