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雪那さんがもう来てくれないんじゃないかって不安であんまりご飯食べられなかった。
「遥君なんかあった?」
「え?」
「今日はちょっと元気ないし、ご飯もいつもより食べてなかったから。」
「あ・・・ごめんなさい・・・。」
「ううん、謝る必要はないよ。僕だって食欲がなくなる時はあるからね。
なんかあったらいつでも相談には乗るからね。」
「ありがとうございます。」
先生にはこうやって話せるのに・・・。
雪那さんの前だと緊張するのとなぜかわかんないけど話せない・・・。
「あの・・・。」
「ん?どうしたの?」
「先生にはこうやって話せるのに・・・ほかの人とは話せなくて・・・。」
「焦らなくていいよ。少しずつ話せるようになったらいいんだから。」
「でも・・・。」
「話せるようになりたいってことだよね?
そう思えることはすごくいいことだよ。
もし怖くなったら一回深呼吸して。
落ち着いてゆっくりでいいから話せばいいんだよ。」
「はい・・・。」
なんでほかの人みたいに普通に話せないんだろう。
「さっ今日もリハビリはじめよっか!」
「はい。」
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