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関西弁
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「誠也さんと約束しただろう?なんでも教えてくれるって」
誠也の声は優しくて力強い。
大和の心の中にある不安が安らいでいく。
「うん、うん。…僕、誠也さんと約束した。だから関西に行けた」
大和は小さく二回頷く。
「そうやで!でもあの時大和が、嫌や!って言っても、無理矢理関西に連れて行ってたけどな!」
わざと関西弁を使って和ませようとしてくれる誠也に、大和はクスクスと笑う。
「誠也さん、ここは関東だから関西弁を使っていたら目立つ…。郷に入っては郷に従え」
「そうだな…!」
誠也もクスッと笑って、関西弁をやめる。
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