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鬼ごっこ
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マンションの前で煌貴と別れた後、誠也に車で学校まで送ってもらい校門で待っていた嶺と教室に向かう。
教室に着いて机に鞄を置くと、
「おはよう!」
龍覇が満面の笑顔で大和と嶺に挨拶する。
その龍覇の後ろから、困惑気味の陽丸が大和と嶺に挨拶する。
「……おはよう」
大和と嶺が挨拶し返す。
「二人で来たんか?」
嶺が驚きながら聞くと、龍覇が笑みを浮かべる。
「ああ!帰りは光に譲っているんだし、行きは俺と一緒に登校してくれてもいいだろうって思ってさ。だって同じ学校に行くんだし…?」
龍覇は王子様スマイルを深くする。
「家に迎えに行ったら、陽丸が鬼ごっこ始めるから学校に着くまでにいい運動になったよ!陽丸のおかげだな!」
龍覇が嫌味たらしく言う。
「明日も鬼ごっこするのかな…?」
龍覇がにっこりと笑う。
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