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ぱっと思いついたフジ→キヨ
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フジside
「ねぇ」
「あー?」
「俺ね、キヨのこと好きなんだ」
騒がしかった部屋が静かになる。
静かになっているのにさっきまでやっていたゲームのBGMが小さく聞こえる。
「はっ…?」
目の前に居る片思いの相手は目を大きく見開きぽかんとしている。
「あのね。キヨ、、、」
「俺と、俺と付き合ってくださいッ」
言ってしまった。嗚呼、キヨは今どんな顔をしているのだろうか。
「俺は…」
いつもより落ち着いている声が部屋に響く。
「俺はお前の事友達として好きとしか思った事無い」
________これが10分前くらいの話。
俺は今とあるビルの屋上。
キヨに振られた世界。
キヨが俺を好きじゃない世界。
なんだかもう何をしても意味がない気がする。
俺の世界はキヨを中心に回っていたんだ。
俺はフェンスを超え靴を脱ぐ。
(来世はキヨと結ばれたいな。)
____________________________________________……
『昨日。ゲーム実況者としても有名な◯◯さんがビルの屋上から飛び降り死亡しました。警察は現場で脱がれていた靴から自殺と見て__…』
end
_______________________
はっ!語彙力の限界だぜ!!
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