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健吾は見た目めっちゃチャラい、中身も見た目を裏切らないチャラ男
しかも、チャラいに加えてナルシなのにモテる
真緒も女より可愛い顔してんのにモテる
顔面偏差値が高い中に居る俺は、モテない
真緒はともかく健吾はナルシなのに、モテる
俺は、モテない
「解せねぇ」
「ん?拓馬お前そんな難しい言葉知ってたのか」
「あ!?殺すぞ!」
ゲシッと思いっきり健吾に蹴りを入れるが避けられた
ムカつく
「てゆーか、たく荷物はー?」
「・・・教室」
俺がそう言うとゲラゲラと笑い出す健吾
「お前授業受けねぇくせに荷物は教室なのかよ、腹いてぇ」
「うっせぇな!」
「えーじゃあ先行ってるから~」
真緒は見た目可愛いくせに性格はあんま可愛くねぇ
意外に薄情な部分がある
「つーか、春なのになんでこんなさみぃんだよ、部活やりたくねぇよ」
「部活??」
健吾の言葉に頭を傾ける真緒
さっき健吾のヤツ女が待ってるって言ってたよな
「なーんか今日はぜってぇ来いって言われてんの」
「女の子はー?」
「部活をするオレを見に来る女の子に決まってんだろ」
「え?そんな子いるわけないじゃん??」
真顔で酷い事を言う真緒
でも、俺もそれには否定しない
「てゆーか、けんちゃん不良なのに部活とか偉いよね」
「いや、オレ不良じゃねーし」
健吾は昔から足が速いから陸上部に入ってる
中学も陸上部だった
今も中学ん時も先輩とは上手くいかねぇらしーけど
しかもサボり魔だし
「じゃあけんちゃん昇降口行くよ」
「おー」
「たく、早く来てよ!」
「え、マジで俺置いてかれんの?1番腹減ってんの俺なのに?」
「自業自得だな」
「じゃあ待ってるから~5分以内に来てね~」
「それはさすがに無理だろ」
真緒の無茶な発言に突っ込む健吾
そのまま2人は本当に俺を置いて屋上を出て行った
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