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「はぁぁああああああああ!?」
マッ○で叫ぶ真緒
コイツは学習力がねぇな
周りの客が真緒と俺、健吾をうるせぇよって顔しながら見てる
くそがッ!!!
「へぇ陰キャラくんから誘ってきたのか」
「紺野だって友達いんのに、わざわざ俺んトコまで来てくれた・・・!!」
「何ソレ!!!」
「・・・なんでコイツ怒ってんの?」
「はは、しんど」
キレてる真緒にめっちゃ睨まれる俺
健吾は何故かげっそりしてる
「グループは、泊まる部屋一緒なの!!!料理作る時とかも一緒なの!!風呂も一緒!!他の体験は、いちおグループ活動ってなってるけど、大体ばらける!!!けど、けど・・・ッ!!!」
「部屋・・・風呂・・・・・・・」
「うわぁぁぁああん、もうやだぁ山ちゃん(担任)脅すぅぅう・・・!!」
「真緒、落ち着け、拓馬、妄想で顔赤くすんな」
林間学校無理かもしれねぇ・・・!!
「オレ等の学校結構ゆるいから部屋忍び込めるし、安心しろって真緒」
「はぁ?無理」
「まぁいちお、よかったな拓馬」
「・・・ん」
ヤバい、顔がニヤける
明日から3日間紺野と一緒に居られる、そう思うと自然に顔が熱くなる
「まぁ同じグループになるってこともあり得るんだから、んな沈むなって」
「無理」
「真緒ちゃ~ん可愛い顔が台無しだよー笑ってー?」
「殺す無理」
「・・・ヤバい妄想で死ぬ」
「っとに、恋する男子とかキメェよ、オレの手におえねぇよ・・・」
死にそうな真緒と
ある意味死にそうな俺
んでなんか可哀相な健吾
「直前にグループ発表ってとこがうちの学校らしーよな」
「紺野がいんなら、もう誰と一緒でもいい・・・」
「どーせたくとは一緒になれないから、どうでもいい・・・」
「どうしよーもねぇなお前等」
はぁっと溜め息をついて健吾が席を立つ
「林間学校明日だし、準備もあるし今日は帰るか」
「お-」
「は~い」
明日のことを考えると遠足前の小学生の気持ちが、すごく分かる
あぁ、今日眠れるかな
なんて考えながら柄にもなくワクワクしながら家に帰った
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