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なんか森の講演受けた
森が抱える問題とか、俺達は森のために何をするかとか、難しいことを聞かされた
眠るかと思った
「次魚釣り体験だね」
「魚・・・」
三宅の言葉に、いつもより少し嫌そうな顔をする紺野
ま、無表情だから、なんとなくそう思うだけだけど
「魚嫌い?」
「あれ、卯月なんで知ってるの」
「なんとなく、嫌そうだった」
「まぁ別に食べれるけど好きじゃない、それに捕った魚、自分たちで調理して食べるみたい」
この林間学校どんだけ俺等に料理させんだよ
「たーくっ!釣り竿あっちだってー!」
「おぉ」
紺野と俺の間に真緒が入りぐいっと腕を引かれる
真緒に引っ張られるままに歩く
真緒って魚好きだっけ
めっちゃやる気あんな
「おーい、滑るなよ真緒」
「大丈夫だよ~ん」
健吾が真緒に忠告する
鼻歌歌いながら前を歩く真緒
「わッ・・・!」
「真緒っ!」
「!?」
真緒は、滑って川へ落ちた
落ちる前、ふらっと真緒の体が傾いたと思ったら、滑ったというより、バランスを崩して倒れた感じだった
「大丈夫か!?怪我は!?」
「あ、はは・・・けんちゃんお母さんみたい、大丈夫大丈夫~びっしょびしょになったけど」
「馬鹿だなお前、ほら手」
「ありがとうたく」
その後教師が来たけど怪我もないってことで、真緒は服を着替えに戻った
その間、俺達は魚釣って、魚をさばいた、初めての体験だ
まぁ塩焼きだったから美味かったけど
魚さばくのは大変だった
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