アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
トランプを2人でするってのもつまらん
手遊びもそんな種類知らねぇし
なにしよ
「肝試し、どーだった?」
何故か、俺は自分が絶対に聞きたくない話題を提供した
何もすることないって思ったら、紺野とこうやってお喋りすんの初めてだなって思って、思う存分喋ろう!って・・・思い立った・・・
でも、その話題がコレとか俺バカなんじゃね
「ん?あー歩きづらかった」
「腕組んでたもんな!」
「あぁ、相手が怖がってたから」
はぁああああああああああ!?
じゃあ俺が怖がったら腕組んでくれんのかッ!!組めるわけねぇだろッ死ねッ!!!!
だから異常に怖がる女は嫌いなんだ!!!!!!
「へぇ~?まぁ紺野の好きそうなタイプだったし、よかったんじゃね」
あ、ヤバい
言った後から後悔
今の言い方俺めっちゃ感じ悪かった
「卯月も、良い感じだったよな」
「へ・・・」
「あの子、清楚そうで、お前の事よく知ってたじゃん」
は・・・?
もってなんだ、もって
良い感じだった?何を見てそう思ったんだ
「人見知りせずに話せてたし、後ろから見ててもお似合いだった」
「っ・・・!」
やばい
泣きそう
好きなヤツから違うヤツとお似合いって言われるだけでこんなに胸が締め付けられるもんなんだな
ぐっと涙を堪える
「あ、そういやLI○E聞かれたんだよな」
涙を堪えた瞬間コレだ
「こ、交換したのかッ!?」
「え、うん」
した!?
したの!?
俺は紺野の連絡先持ってねぇのに!?
「そういえば卯月の持ってなかったな」
「あ、おう・・・」
俺は今それどころじゃない
まさか付き合ったりしちゃうのか・・・?
俺、諦めなきゃいけ
「交換するか」
「するッ!!!」
なくないな!!!
諦めねぇわ!!
勢いよく答えすぎて少し引いてる紺野を無視して俺は喜びに浸る
やったぁあああ!!
いつかは交換しようしようって思って勇気でず聞けなかったけど、まさか紺野から言ってくれるなんて!!嬉しすぎてヤバい!!!
「すげぇ喜んでる」
「はぁ?自惚れんな」
「いや、めっちゃニヤついてんじゃん」
ふるふるしながら笑ってる紺野
ニヤつきが収まらないのはしょうがない
それほど嬉しいんだ悪いか!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
61 / 141