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絶望
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警察、そうだ警察に通報しよう
僕はすぐに携帯を取り出して
警察に電話をかけようとした
するとその瞬間
ガチャッ
扉の開く音がした
それと同時に誰かの足音が
だんだんとコッチに近づいてくる
僕は急いでベランダに出た
ここはマンションの5階
こんな高さから
飛び降りれるわけがない
足音は止まることなく
ベランダの近くまで来た
「嫌だ、嫌だ、嫌だ」
その言葉と同時に僕は
誰かに肩を掴まれた
振り返ってみれば
綺麗な顔の男がいた
ソイツはニヤッと笑うと
「勝手に逃げちゃダメでしょ?」
「僕のお姫様」
と言った
ああ、また僕は
×××××
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