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きっとこのオニーサン達は父さんが言ってたスカルって人達だと思う。
だって着てる真っ黒のジャージの胸元に骸骨のマークがプリントされてたから。
ど、どうしよう、、、
俺の中学校は隣の学校が柔道の授業をしてる時運の悪いことに剣道を習ってた。
くそっ…なんで柔道教えてくれなかったんだよ…!!!!!
「おい、聞いてんのか?」
だんっと追い詰められてた壁を殴られ思ってた以上にびくっと体が跳ねる。
「ひっ…ご、こめ、なさぃ…」
反射的にじわっと涙が出てくる。
「おいおい、泣くなよぉ」
「俺らが虐めてるみてぇじゃんかァ」
いや、虐めてるから!!!!!
あんたら100%俺のこと虐めてるから!!!!!
「おら泣いてねぇで金出せよぉ!」
目の前に立ってたオニーサンの手が振り上げられる
絶対殴られる…!
ードガッ
「ぐはっ…!」
「…へ?」
来ると思っていた痛みは来なくて
俺のじゃない痛そうな音と痛そうな声
ぎゅっと瞑っていた目を開けると
手を振り上げていたオニーサンがお腹を抑えながら倒れていた。
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