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思い出の中
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そんなことを言ってしまえば、これまで周りに嘘をついてきた意味がない。
隠していた意味がない。
でも、なんと言ったらいいのか…。
「言わなくても良い。今夜は冷えるから、落ち着いたら部屋に戻りなさい。」
然様は、戸惑っている僕の表情を察してか、そう言って戻っていった。
びっくりしたからか、自然と涙は止まっていた。
「んっ…?これは?」
肩に何か貼ってあることに気がついて、僕はソレを剥がした。
「手紙…?」
"来に何かされたら即刻私に言うこと!思いっきり締めとくからな!だから泣くんじゃないぞ。"
こんなのいつ書いたんだ?
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