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「何言ってんだ?お前。拒否権なんてあるわけないだろ?」
『…自分勝手だな。話していても埒が明かない。失礼するよ』
「待てよ」
と手を掴まれる。
バシッとその手を振りほどけば、その表紙にフードがめくれて、僕の赤い目がやつをとらえる。
あぁ、見られた。
どうせ言うんだ。
バケモノだ、気持ち悪いと。
「お前の目…」
やっぱりな。
「…綺麗だな。太陽みたいに赤くて」
『…っ!?』
僕の目が太陽のようだと言ったのはこれで二人目だ。
一人目は正樹さんだった。
僕の目が太陽のようだと暖かい目をしていると言って、陽向と名前を付けてくれたのだ。
僕は、その言葉に何処かおかしくなってしまったのだろう。
この暴走族の総長だという柳瀬の言葉にそって倉庫へ行くことにしてしまった。
僕が嫌いなものの一つ。
人が沢山集まり、証拠もない絆が綺麗事のように集まる。
そんな所に行くなど…僕らしくない。
けど、正樹さんと同じ言葉を言ったこいつはどうしても正樹さんと重ねていい人に見えたのだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
分かりにくい文ですいません(汗
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