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波乱の予感…?
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陽向said
ーガラッ
一稀「あぁ。多分俺の周りにいると思うぜ赤目は」
次の朝、教室に着くと柳瀬が他の幹部を集めて昨日のことについて話しているようだった。
俺の周りにいるやつ…ってなんでそう思ったんだ?
一稀「おう、はよ陽向」
陽向『お、おはよ…あの、赤目って』
一稀「あぁ、昨日会ったんだよ。んで、周りにそれらしきやつを調べてるんだ」
陽向『なんで、周りの人だと思った?』
僕が赤目だってことはまだ気づいてない…か。
でも、本当になんでそう思ったんだ?
一稀「赤目はさ、俺だけは殴れないんだよ」
柳瀬だけは殴れない?
奏汰「そうそう!赤目に会ったら血を流すって言うじゃん?だけど一稀のやつ気絶だけで済んだんだってよ」
……そんな噂そういや、あったっけ?
忘れてた…これは汚点だった。
柳瀬を殴らなかったのはただ傷つけたくなかったからで……って今までそんなことを思ったことがあっただろうか?
柳瀬に会うまでは見られたら即殴っていたような気がする。
柳瀬が特別だ…からか?
って特別って何だ?
僕は………………、
赤目は、柳瀬を殴れない。
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