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湧く教室
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恥ずかしさを隠すために下を向いたままだが、
やはり耳は先生の声を追っていた。
残りの時間ずっとそう。
そしてずっと聴き入ってたら…
千駿『ん、じゃあここまで。
五分後にSHRやるから座っとけよ。』
と言ってそのまま教室から出ていった。
ここで俺は一つ心配になる。
それを、終わった直後に席を立って俺の席までやって来た遥希にいう。
皐月『はるきぃ…俺、成績下がるかも。』
そういった俺を遥希は心底イヤーな顔をしてみた。
遥希『ガチで惚れたわけー…?俺あいつ無理。』
皐月『それは何回も聞いたし、惚れてない。』
遥希『じゃあなしたんだよ』
皐月『声が良すぎて、ほかの行動を起こせない。』
遥希『はっはーん、、、やっぱり惚れてんじゃねぇかぁ!!! 』
遥希の最後の声がかなり響いて。
教室が湧いた。
『相変わらず遥希は馬鹿だなぁ 』
『えっ、なになに?!皐月君が萩原先生に惚れたの?!』
『それはやばい!!』
『さすがだわぁ…』
そんな声が沢山聞こえる。
…あれ、俺勘違いされてね?
皐月『それ勘違いだからァァァ?!』
千駿『なにが?』
皐月『ひっ…?!な、なんでもなっ…』
『せんせー!皐月くんが先生に惚れたらしいですよぉー!!』
ばっ、今言ったやつ誰だよ?!
皐月『惚れてません!SHRはじめてください。』
なんで初日からこんなしんどいんだよ…
いつの間にか遥希は席についてるし。
助けてよ遥希ぃ…。
千駿『あぁ、始めるぞー。』
そうして始まり、連絡事項や明日から6限な事などを話して終わった。
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