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はるにい
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遥希『どうよ、俺ん家。疲れた?』
部屋に入り、聞いてくる。
皐月『んーん、全然…それにすごく暖かい。』
家族一人ひとりから愛情が感じられる。
遥希『本当俺ん家住めばいいのに〜。』
っ…それが出来たら、どれだけ幸せか。
皐月『それは迷惑かかるからだめなの。』
遥希『ちぇっ…。』
ブーイングをする遥希に突然、
俺は変なことを言った。
皐月『遥希お兄ちゃん…。』
みんなが言ってるのを聞いてていいなぁと思った。
ぱっと反応して俺の顔を見るなり、手を広げた。
遥希『そんな寂しい顔すんなって…ほら。』
抱き締めて撫でてくれる。
皐月『俺も…遥希の弟が良かった…。』
そしたらどれだけ幸せで、ぽかぽか出来ることか。
このふたりを見て、皆さんは疑問に思うだろう。
恋人関係に発展するのでは?と。
よく、皐月は幼児後退することがある。
抱き着いたり撫でてもらったりはもちろん、
話し方まで子どもに戻ってしまったりする。
ただ、それは寂しい時や喪失感がすごい時のみ。
それを遥希は感覚で気付いているから、優しく受け入れるのだ。
そんなこともあり、二人の間に恋愛感情は生まれない。
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