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31話
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巫琥生徒会長といた時間はとても短く感じられた
学校での出来事(特に氷琥に起きた事中心)を沢山話した
その間ずっと顔を見てきたのでとても照れくさかった
一つ一つの話に頷いたり、言葉を交わしたりと
話してても楽しかった
あっという間に2時間は経ってしまった
「それじゃCグループの最終試合をします!
勝ち上がった言峰グループと鴇グループ!
準備お願いね!」
「はーい!ってすみません巫琥生徒会長
俺ら行きますね!ほら、氷琥、誠!起きろ!!試合だぞ!!」
「ふぅぁ…ふ…もぉ…?
まだに…時間もぉ…たってないよ…」
「有璃…まだあとやぁ、五分まってえ…?」
起き上がるものの狼のぬいぐるみに顔をうずめて
歩こうとしない氷琥とあと5分寝かせろとねだる誠
それを一生懸命起こそうとする有璃
その光景を見て朔鵺と巫琥はクスリと笑う
「…有璃がいねぇとありゃ大変だなw
しゃーねーなー!兄ちゃんが何とかしてやる!」
「あぁ、全くだ
ちゃんとして起こせよ?」
そう言って巫琥は氷琥の前に立ち
「氷琥、起きなきゃいつものイタズラするぞ?」
「んぅー?おにいちゃぁ…?」
そう言いながら巫琥は氷琥の耳を舐める
「ひぅっ//」
一気に目を開かせる氷琥
それを見て有璃は驚く
「み、巫琥生徒会長?!」
有璃はその行為に赤面する
朔鵺はその光景をやれやれという顔で見ていた
普通の男同士の兄弟でこんな光景
普通はおかしいし気持ち悪いと思うだろう
だがこの2人は違う
少し化粧すれば2人とも可愛らしい女の子と綺麗な女性に
なれるだろう
有璃の中ではキラキラした世界として見惚れた
ーピチャ…チロチロ…チュク…ー
舐める音が氷琥の耳を刺激する
やっと目が覚めたので氷琥は反撃する
「ん、んゥゥ…ふぁっ…////
に、にぃ…や、やめ…
もぉぉ…起きるかやァァ…!」
そう言って狼のぬいぐるみを巫琥の体にぶつける
その行動にもニヤニヤする巫琥
「はは!可愛いなぁ〜♡
次から起きなきゃまだやるからなー!
はぁ…可愛い…俺の妹可愛い…(;//́Д/̀/)ハァハァ」
「弟なんだもん!!!
誠早く起きて!さっさと試合終わらせてにぃを帰らすよ!
有璃も早く行こう!もう、!!
バカにぃ!!!!」
いーだっっっていう顔で後ろを振り向き巫琥を見た
しかしそんな行動は巫琥にとってはご褒美であった
「全くこの阿呆が…他の奴らが試合に目がいってるからといって…氷琥はまだ純粋なのだぞ?
なのに何耳を開発しておるのだ!この阿呆!
いや馬鹿者!」
「朔鵺まで酷い!
けど、かなり素質あるじゃん!!
俺が育ててるようなもんなんだから、
俺好みに育ててもいいじゃーん!!( ºДº)キーッ
あ、けど…まだ氷琥寝ぼけてるな少し、、
俺のこと(にぃ)って呼んでたし~♡
はぁ…可愛すぎて辛い…」
「だ~か~ら~!!!!
お前は反省をしろ!!」
朔鵺と巫琥で言い争いが少し続いた
その間に氷琥は冷静になった
「氷琥、耳大丈夫か?」
有璃は心配する
氷琥はそれを聞いて
「全く…大丈夫なんだけど
少し体がぞわぞわするからあれあんまりして欲しくないー…それ知ってるくせにお兄ちゃんはやって来るし…
もう…お兄ちゃんは酷い!」
むうっと頬を膨らます氷琥
それを素でやってるのだ
普通なら男子高校生がそんなことしたら
何やってんだとか思うが氷琥は可愛い
巫琥生徒会長が言うのもわからなくもないが…
「お兄さんは相変わらず耳を開発好きだよねぇ~笑笑
まぁ、氷琥は何も知らなくていいからねー?w
まだ精通とか射精とか知らないもんねー?爆笑」
「え?」
有璃はその言葉に驚く
「誠!僕の知らない言葉は言わないでよ!もう!」
そう言いながら狼のぬいぐるみを誠に向けてグリグリする
「え…?氷琥…知らないの?」
有璃が目を丸くしていると
誠が小声で有璃に話す
「(わけアリなんだから言えないけど
氷琥にはまだ性に関しての知識は教えるのはダメなんだよ、お兄さんからの絶対的命令でね
まぁ、有璃ならもう少しでわかるはずだよ
この言葉の意味が…(ニコ))」
有璃はなにか言おうとした時には誠は
氷琥を慰めていた
この状況がわからない自分がいるのが
置いてけぼりにされたような感じがして
とてももやもやしている有璃
ー…な、何でなんだ…?ー
少しそこで呆然と立っていた有璃であった
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