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こーキヨ 3
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───
…だああ!!待って!!!無理!!!!
あのね?実況中なんだけどね??
座ってる位置が!!
ヒラ コースケ キヨ フジ
こんな感じ。
俺とこーすけの位置がおかしい……
いやまあ嬉しいような気もするんだけど!!
緊張で頭ぱーんだよ!!
そんなこと考えてるうちに時間が過ぎて収録が終わった。
────
『ほい、綾鷹』
『さんきゅー!』
『やったー』
『疲れたああ』
お茶を出したらそれぞれの反応で飲み始める。
疲れた疲れた!!
───
完全自分の世界に入ってる。うん。
皆それぞれのことしてるし。
はー。
手に持ってる携帯に視線を注ぎながらコップに手を伸ばす。
ふにっ
……ん?ふに?
そう思って視線を伸ばした自分の手に注ぐと、
『…あ、』
こーすけが先にコップを掴んでいて、コップを口元に持って行く。
『あ、ちょ、こーすけ!!そ、それ俺の!!!』
『えっ!?』
時既に遅し。
こーすけが声を上げた時にはコップは空だった。
『あ!本当だ!!ごめん!』
『お、おう……』
おいこーすけ。
おい…
間接キス……
ちょ……
『キヨ?顔赤いけど…』
『は!?う、うっせー馬鹿!!』
『え!?』
最悪だ。
俺はきっと今顔は真っ赤で、変な顔してる。
くっそ、こーすけ……………馬鹿………好き…
それを隠すように俺はこーすけを叩いた。
ばか……ばーか!!
────
(照れてる、可愛い……)
(……馬鹿はどっちだ、早く気づけ…わざとだって)
─────
(全く二人とも)
(素直じゃないんだから、ね?)
(ねー)
(こーちゃんもわざとって…w)
(俺もキヨに仕掛けたのに、「キヨはこーすけ大好きだもんね」って)
(まあ時間の問題だよね、くっついたらお祝いしよ!)
(盛大に、ね!)
end.
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