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3人で話し合った結果、
「次起きたら、まず、俺らに気づかせる」
これから始めることに決まった。
センラside
「…………」
今度は普通に目が覚めた。頭痛でも、腰痛でもなく。
でも、どこか壊れてしまったセンラは
抜け殻だった。
ヨゴレタセンラハモウイラナイ。
イナイホウガイイ。
そんなことしか頭に浮かばない。
…セ…ラさん!! ……ンラ!!!……ラマン!
??コエガキコエル……
ダレノ、コエ??
センラさん!!! センラ!!! ラマン!!!
このこえ、は…………
セ「しま、く、ん さ、かた うら、た、ん?」
う「!!!ラマン!」
志「センラさん!」
さ「センラー!!!」
あぁ、大切な、センラの大切なヒトタチ
ダケド。
セ「センラ、キタナイ、ダメ、イラナイ」
コナイデ、ヨゴレチャウヨ?
どんどんどんどん、崩れてく。
う「!ばか!!!!ラマンは汚くなんかない!」
志「ダメじゃない!センラさんはダメじゃない!」
さ「センラいらなくないから!
センラは……大切な仲間だよ!!!必要だよ!!!」
凍ったココロに、直接届く、アタタカイ、コエ
センラの壊れた何かが、よみがえる、おとがする。
セ「ほん、と?セン、ラは、、、まだ、生きてて、いい?」
う「!当たり前だ!」
志「いいに決まっとるやん!」
さ「お願いだよ、生きててや!!!」
かちゃん
最後のピースがはまる。
セ「!……みんな、み、んな!」
センラの目から涙がこぼれ落ちた。
セ「怖、かった!こわかった、!1人で、こわかった、!」
とめどなく溢れる、ほんとのこころ。
さ「うん、うん、怖かったね。もう大丈夫。僕達がいる よ。」
志「よしよし、もう大丈夫やで」
う「よく、頑張ったな。」
みんな、センラを抱きしめて安心させてくれた。
センラが落ち着くまで、泣き止むまで、ずっと、抱きしめてくれた。
センラは帰ってこれた?
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