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「ほんとにやばそうだな」
朔弥がぽつりと言った。
大丈夫だと思うんだけどなぁ…
「とりあえず蒼衣も海も連絡先教えてよ」
朔弥はポケットからスマホを取り出し俺たちの方へ向けてくる。
それに俺と海はスマホを取り出し、連絡先を交換した。
その後は俺と海は小学校から一緒だという話を少ししてから、海は荷物の整理をすると言って自分の部屋へと帰って行った。
海がいなくなってから俺は、朔弥に、これからの学園生活について注意事項を教えられた。
一番は人気の無い場所に一人で行かないことだと言われた。
まぁ確かに誰かと一緒にいれば何もないかと思った。
「つーか蒼衣のこともっと教えろよ」
何でこの人は命令口調なんだろう?
「俺のことって…例えば何を?」
「んー…血液型とか?」
「ふっ…血液型?A型だよ。朔弥は?」
そんなこと聞かれるなんて思ってなかったから笑ってしまった。
「笑うなよ…俺もA型ー
海は?」
「海はAB型〜」
「あー…っぽいな」
くだらない、なんて言ったら朔弥は怒りそうだけど、そんな話をしていればあっという間に夜になっていた。
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