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男の舌は俺のを咥えたまま、裏筋を舐めたり、時折吸われたりする。
そして空いている手が伸びてきて、シャツの中に侵入してきたかと思えば突起を摘んだ。
ビクリと身体が揺れる。
「っん…」
少しの刺激にも俺の身体は反応を示す。
「ほんとかわいいーそろそろイかせてやるよ」
そう言って突起を弄りながら、強く吸い上げられた。
「ぁ…っう……んんっ!」
俺は呆気なく二度目の射精をした。この男の口の中に。
霞む視界の中で喉が動いたのが見えた。
まさか、飲んだ…?
「んーまだまだ濃いね」
…飲んでやがった。
しかし二度、欲を出したことで身体の熱さは大分楽になった。
「はぁ……はぁ…」
乱れた呼吸を整えようと短く呼吸を繰り返す。
「まだ終わらねぇよ?」
そう言ったのは、俺のを扱いた鮎川という男でもなく、俺のを先程まで咥えていた男でもない男だ。
男は俺に覆いかぶさり、俺の首筋に顔を寄せ舌を這わせ始めた。
気持ち悪いハズなのに…
力の入らない手で男の頭を掴み、押し退けようと押した。
するとあっさり顔が離れた。
「あーそんな顔しちゃって、、我慢してんのに」
腹部に当たっていた男の股間の質量が増すのが服越しでも分かった。
そして俺に顔を近づけてくる。
背けようとしたら手で顎を捕らえられる。
俺の顎を掴む男の手を掴み離させようとするも、たいして力の入らない状態では意味がない。
「んっ…!」
逃げることもできないままキスをされた。
鮎川に続き二回目。
「あ、柳瀬ずるい!俺だってキスしたい!」
横から俺にキスをしているこの男を柳瀬、と呼んだのはさっき俺の精液を飲んだ男だ。
そんなことをぼんやりと思っていたら舌が口内へ入ってきた。
「ふぁ…んんッ…」
逃げようとした俺の舌を、柳瀬と呼ばれた男の舌は捕らえる。
そして絡み合わせられる。
舌を吸われ、歯列をなぞられ、混ざり合った唾液が口端から溢れる。
乱暴で激しいキスから解放された時には俺の息は上がっていた。
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