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「次は俺〜」
そう言って俺の横へしゃがみ込むと、唇が合わさった。
さっきの柳瀬という奴は乱暴だったけど、こいつのキスは上手い…と思う。
逃げようとしたらすぐに舌を絡め取られた。
相手の頬に手をやり無理やり離そうとすれば、この男は俺の手に自分の手を重ねてきて力を込められ、離すことができない。
「んん…ふ…っ」
深くなっていくキスに息をするのも忘れて、苦しさに眉を潜める。
そしてそんな俺をうっすら目を開けたこいつが見て、ようやく唇は離れた。
俺の目には酸欠から、涙が溜まっている。
そんな俺を見て俺の上にいたままだった今、キスをしてきた男が口を開いた。
「なぁ鮎川、一回出していい?」
「ったくお前は…」
「しょうがねぇだろ」
「絶対かけんなよ?」
「分かってる」
そう言うと男は膨らんだ自分のを取り出し、扱き始めた。
その様子を俺はぼーっと見ていた。
「くっ…!」
そう声が漏れた瞬間、熱いものが俺の顔に降りかかった。
「おい雲井!かけるなって言っただろ!」
「わ、悪ぃ…」
「アオイチャンごめんね?こいつがきったねぇのかけちゃって」
そう言って鮎川は顔にかかった雲井と呼ばれた男の精液を拭いてくれた。
気持ち悪すぎる…
思考回路がようやく回り始めた。
媚薬の効果も多分切れ始めてるんだと思う。
先程までの燃えるような身体の熱さもない。
「さて、じゃあアオイチャン。そろそろ本番といこうか」
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