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泊瀬「抜けてて面白いから褒め言葉だよ」
山崎「そこは抜けてて可愛いだろ。佑介は馬鹿なのか?」
泊瀬「そうやってすぐに人のこと馬鹿って言わないでもらえる?」
山崎「馬鹿に馬鹿と言って何が悪い」
泊瀬くんと山崎くんは仲良しみたいで、よくこうやって絡んでる。
それにしても
「抜けてて面白くても、可愛くても、やっぱり褒め言葉に聞こえないんだけど」
「あははははっ!」
安西くんが盛大に笑い出した。
そんな風にみんなで笑っていたら予鈴が鳴った。
「やべっ、俺たちで片付けてくから2人は先戻ってて!」
山崎くんが道具を手に持ち、俺と安西くんに先に戻るように促した。
「ごめん、いつもありがとう!」
そして安西くんと一緒に教室に戻った。
「あ、おかえり」
教室に入ると朔弥が手を振りながら声を掛けてきた。
その隣には海がいるけど、柊はいない。
「柊は?」
「呼び出されて戻って来てない。もう予鈴も鳴ったのに遅いな」
海が時計を見て言った。
呼び出し…?
「呼び出しって…」
「俺はあの感じ告白されてんだと思うんだけど、海どう思う?」
「俺も告白だと思う。奏那モテるし」
「でもまぁ蒼衣には負けるよな」
「は?」
突然話が振られて意味が分からず朔弥を見る。
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