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「柊って本当に頭良かったんだ…」
「満点で一位とか凄すぎだろ」
「しかも蒼衣の勉強ほとんど毎日みてたのにな」
隣で朔弥も海も驚いてる。
「まぁ勉強は好きだから」
なんて笑う柊。
全然頭良さそうに見えないのにな…
「いたい…何すんの」
急に柊にほっぺをつままれた。
「ん?なんかちょっとムカついたから」
「ち、違うから!別に頭良さそうに見えないって、悪口じゃないよ?綺麗だから意外だなって思っただけで!」
「蒼衣、俺のこと綺麗だと思ってるの?」
「うひぇ!?」
言い訳しようとしたら墓穴を掘ってしまった!
「ねぇ蒼衣?そうなの?」
顔を覗き込まれる。
目が合って、言葉が詰まる。
「…っ……」
「蒼衣」
「はいはい、そこまで。蒼衣が困ってるだろ」
海が柊の肩を掴みグイッと離してくれた。
俺はホッと肩を撫で下ろした。
「俺にはイチャついてるようにしか見えなかったけど」
「イ、イチャついて、…!?」
朔弥が真顔で言うもんだから、余計に恥ずかしい。
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