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「えっと、じゃあまず喫茶店がいい人ー」
と多数決を取っていく。
そして、決まったのは
「えっと、それじゃあ多数決の結果、うちのクラスは喫茶店にしまーす」
パチパチと拍手がチラホラ。
「喫茶店ってことはウエイターと…」
チラリと俺に視線が向けられる。
なに、どういう意味の視線?
「もちろん椿葵くんはウエイトレスでしょ」
「はぁ?なに言ってんの…やだよ」
何で俺なの。
もしかしてさっきの変な視線は俺にウエイトレスやらせたいっていう意味の視線?
「とりあえず、何を出すのかとかはまた夏休み明けに話し合おうと思うので、夏休み中にみんな考えといて」
柊が言うと、クラスがざわついた。
みんな楽しそうに話してる。
「演劇部にちょっとならウエイターとかそれっぽいのあったと思うけど、貸してもらえるか聞いてみようか?」
朔弥がポツリと零す。
「確かに買うのは高いし、借りられたら一番いいかも」
「でさ、ちょっとアレンジとかすればいいんじゃない?」
「おお!それいいかも!」
どんどん話が盛り上がっていく。
ウエイトレスって女装じゃん…絶対やだ…
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