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『それではまずはミスの候補の方に登場してもらいましょう!一人目1年生Aクラスの椿葵蒼衣くんです!おや!なんとウエイトレスの格好をしてますね!』
うわあああああああ!!!!!
忘れてた…っ!
急いでたから自分がこんな格好をしてること忘れてた。
どうして何も言ってくれなかったんだ!海!
『さて、次に1年生Dクラス水瀬伊澄くんです!普通に水瀬くんは制服ですね!次は同じくFクラス伊吹央くんです!おお!伊吹くんは浴衣姿ですね!かわいい!』
と続いて2年生、3年生とステージに9人が並んだ。
『中間結果は1年生の伊吹くんが一位です!次いで同じく1年生の椿葵くんが二位です!1年生強いです!』
そしてミスターの中間結果は一位が湊人先輩で、二位は知らない2年生の先輩だった。
でも、俺二位で良かった。
このまま伊吹くんに頑張って貰おう。
部活の方に顔を出すと言う海とは、中庭で別れて俺は教室へ向かい始め、階段を上っていると、見知った人が何やら私服姿の3人の男の人達に囲まれていた。
どう見ても絡まれてる。
「灯厘!」
「あ、蒼衣…」
俺が声を掛けたら、灯厘は泣きそうになりながら俺を見てきた。
怖い、けど…柊も居ないけど…でも、こんな泣きそうな灯厘を一人置いていく訳にはいかない。
「お?なーに?お友達?」
「お友達も可愛いね?」
「ってか本当に男?スカート穿いてるし」
「そうだ、君も一緒に遊ぼうよ」
「は?」
「ほら」
ぐいぐいと腕を引っ張られる。
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