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「は、離しっ…」
「蒼衣っ…」
周りにチラホラ居る生徒には分からないように、3人は俺たちを囲むように移動しながら、文化祭では使われていない、第2理科室へ連れ込まれた。
そして、ガチャンと。
男の一人が鍵を閉めたのが分かった。
「さーて。じゃあどっちから遊ぶ?」
「あかりくんにする?あおいくんにする?」
隣に座っている灯厘は瞳に涙を溜め、とても怯えている。
「灯厘には、何もするな!」
「ははっ、可愛い格好して、かっこいいこと言うね?」
「じゃあお望み通りあおいくんから遊ぼっか」
そしたら一人が灯厘を押して、灯厘は後ろへ倒れ尻餅をついた。
「灯厘っ…」
「ほーら、こっち向いて?」
「なにすっ…んん"っ!」
口に入って来たのは、男のモノで。
「うーわ。いきなりとか、あおいくん可哀想〜」
「うっ…ん…」
口の中に独特な味が広がる。
気持ち悪い。
舌で押し、口から離そうとしたら男が言った。
「あかりくんに何もして欲しくないなら、抵抗すんなよ?」
俺が嫌がったら、灯厘に手を出すと、そう言っているのか。
そんなこと言われたら…
視線だけ灯厘に移すと、溜まっていた涙はポロポロと溢れている。
今、灯厘を守れるのは、俺しかいなくて、男3人に俺一人が力で叶うわけもない。
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